読書感想文(となりの億り人)

面白い本は一気に読んでしまう。スマホいじりとかやめて、第一優先で読める。この本は日本の億万長者にスポットを当てた本で、日本の億万長者にすごく興味があったから、一気に読めた。この本で気づいたのは投資信託で億り人になるには、

・とにかく入金力を上げること=支出管理を確実にする

・時間がかかる=個別株よりもリターンが低い

・相場低迷時に大きく投資≒相場低迷時も買い続ける

ということで、とにかく時間がかかる。

生まれながらの資産家、起業家、サラリーマンに分けてどんな億り人がいるか、どうやってなるか、について紹介してあるのだけど、サラリーマンが億り人になるには、上記の3つが大事。サラリーマンは収入の格差が比較的少なく、上げようとしても思い通りにいかないことが多い。

そのため、資産を増やすには支出を減らす(ケチケチしなくていい、優先順位を決めて支出すればいい)、利回りを上げる、ことになるのだけど、利回りを上げるのは誰でもできるわけでなくて再現性が低い。よって、支出を減らして入金力を上げることが最重要項目になる。

と、ここまで感想を書いたけど、これはこれまでの本にも書いてあったことだ。この本が面白いのは、たくさんの億り人に接してきた著者の説得力と、実在する億り人へのインタビューの内容なんだと思う。30年以上証券会社で接客されていたからか、文才があるからか、内容が面白いので一気に読めた。

定期的に読んで、上記の3点を再確認し、心穏やかに積立投資を続けていきたい。