読書感想文(護られなかった者たちへ)

 小説読んだ後に映画をみた。小説は暗くて暗くて途中で止めようかなと思うくらいだった。最後どうなるんだろう、という興味が勝って最後まで読んだ。でもやっぱり暗かった。その後、映画化されていることがわかった。

 映画も見てみた。どんな感じで映画化されているのか気になったのと、出演者が豪華だったので。そしたら、こっちも暗かった。暗かったけど、映画なだけに、全体的に救いのある話になっていた。

 小説読んでいたので、ここがこうなったのかという感じで興味半々で見てしまった。

 最近の映画って脇役でもやたら豪華な気がする。知っている顔ばっかり。林遣都さんは知らなかった。この人なんかいいな。かっこいいし。で、最近どうして出演者が豪華な作品が多いのか、というので考えると、ある程度知名度があって安心できる人じゃないと、後々スキャンダルが出てくる可能性が低くて、映画自体が安全に公開できるからじゃないか、と思った。なんでも記録に残るようになってスキャンダルはものすごく認知されやすくなった。そういうのが影響してるんじゃないかと、想像した。知らんけど。後は豪華にしていたら予算が通りやすいとか、そういうのもあると思う。主題歌も桑田佳祐さんだったし。これはアミューズだからか。というか、アミューズが作ったから豪華だっただけか。まあいいわ。

 小説が映画になるとこうなるのか、というのを久しぶりに見れてよかった。こういう時間の余裕がたまにあるといい。なかなか取れないけれど。