最近の映画の中では長いと思う。3時間くらいあった。このところ生き苦しいところがあってしんどかったのだけど、この映画をみて少し楽になった。結局生きないといけない。
前半は脱ぐシーンが多くてちょっとしんどかったのだけど、後半はヒューマンドラマな感じがして面白かった。岡田将生さんの悪役はいい。悪人の時もそういえばよかったなぁと思った。今回のとかどう見ても難しそうに見えて、大変そうだなぁと思った。最後コロナ禍だったからマスクしていたんだろうか。
毎日なんだかしんどい。会社はもちろんしんどいし、家もなんかしんどい。会社では一言も喋ることなく仕事してるし、家では家事ばっかりしている。ほんとしんどい。40代がこんなにしんどいとは思わなかった。でも、生きないといけないのですね。この映画の登場人物はもっと辛いことがあったのだけど、それでも生きている。現実はもっと辛いことがあっても生きる人がいる。なので、自分も生きないといけないと思う。とにかく生きるのが正解と思ってしまう映画でした。
ただ、あんまりしんどい思いをしながら生きなくてもいいと思う。特別考えずにただただぼーっと生きるのもありだと思う。原作を映画にしただけじゃなく、原作を大事に、かつ、ちょっと違う切り口で人生というのを切り取った映画なんだと思う。面白かったです。
